今回は北海道出身のモデル・yunaさんが、AIRDOで東京・浅草に初上陸。
グルメを中心に、恋が叶う今戸神社や伝統の飴細工など、大人女子の気になるスポットを訪れてきました。
1泊2日の弾丸旅の様子を、写真たっぷりでお届けします!
ルーツは「泳げ!たいやきくん」
おいしそうな香りに引き寄せられてやってきたのは「浅草 浪花家」。たい焼きといえば、浮かぶのは…あのメロディですよね。
「まいにち、まいにち、僕らは鉄板のぉぉお〜♩」
実はここ、あの曲のモデルとなった「元祖たいやき麻布十番浪花家総本店」から暖簾分けしたお店なんです。創業明治42年、100年にわたって受け継がれてきた味は地元の人たちにも大人気。
おいしさのヒミツは、8時間かけて炊き上げるこだわりのあんこ(北海道産の小豆を使用!)と、一枚の焼ゴテで一枚ずつ焼き上げる一丁焼き。
ふっくらしたフォルムが、尊い…! パリッと焼き上げられた薄皮の中には、ほっくほくのつぶしあんがたっぷり。
「頭からしっぽまで、あんこがぎっしり。小豆本来の風味がしっかり感じられます。ほんのりとした大人な甘さで、ペロリと食べちゃいました! 」
夏は、たい焼きと同じあんこを使ったかき氷も大人気。ぜひ訪れてみて。
浅草浪花家●東京都台東区浅草2-12-4●10:00〜19:00●火曜定休●03-3842-0988●席数14席●たい焼きのテイクアウトのみ予約可能●http://a-naniwaya.com
良縁を招くと噂のネコ神社!
恋する女の子たちの間で「ご利益がすごい!」とウワサの今戸神社。七福神の1つ福禄寿や伊弉諾尊・伊弉冉尊の夫婦の神を祀っていることから、縁結びにご利益があるとされています。
でも、なぜネコの看板…?(疑問に思いつつ、とりあえずネコポーズ♡)
実は神社がある今戸地区、招き猫人形が日本で初めて作られた場所と言われているんです(※諸説あり)。そんなわけでこの神社には、いたるところに猫がたくさん。
なるほどなるほど。それでは、本殿にお参りへ!(またまたネコポーズをしてくれるサービス精神旺盛なyunaさん)
「見てみて、本殿にも大きなネコがいる〜!」
おそらく人間の腰高くらいあるネコ様、大迫力!
素敵なご縁をお祈りしました。
ちなみに境内にある絵馬は、めずらしく丸い形をしています。これは円=縁 にかけられているそう。
「招き猫がいる神社って初めてでした。お参りしていていたら境内に本物の猫が現れて、自分だけ見えてたらどうしようって思いました。ホンモノでよかった(笑)。ネコ好きにはたまらない神社ですね」
今戸神社●東京都台東区今戸1-5-22●9:00〜17:00(社務受付)●年中無休●03-3872-2703●http://imadojinja1063.crayonsite.net
伝統の飴細工を初体験!
関西出身の私は飴と聞くと、オカンがドヤ顔で差し出す「飴ちゃん」を思い出します。しかし…!
「アメシン」の職人の手にかかると、飴がこうなります。
い、いまにも動き出しそうなリアリティ。これが飴だなんて、信じられますか?
浅草・飴細工「アメシン」は、日本随一の技術を誇る伝統飴細工専門店。
飴細工とは、約90℃まで熱してやわらかくした飴を素手と握りバサミ1本で形作っていくというもの。ここアメシンでは、そんな飴細工を体験することができるんです。
yunaさんも参加し、ウサギの飴細工に挑戦してみることに。
飴は渡された瞬間からどんどん固まっていくので、大切なのは手際。素手で伸ばしたりハサミで切り込みを入れながら、ウサギの体を作っていきます。
こちらが1回目の試作品。
「なんかナメクジみたい〜!(泣)見た目より全然難しいです」
からの2回目。
「ちょっとウサギに近づいてきた? ピカチュウみたいですね」
そうして3回目(が終わって色付け中)!
yunaさんの表情も、真剣そのもの。飛び跳ねる足つき、躍動感があっていい感じ!
完成したウサギがこちら。
仕上がり、自己評価は…?
「80点! 不格好なのは、食べ盛りの子うさぎということにしておきます」
ちなみにこちらがプロ作・見本のうさぎさん。
「飴がどんどん固まるので、スピード勝負。職人さんは簡単そうにやるけれど、実際はめちゃくちゃ難しかったです。先生の作品と比べたら私のうさぎは…まだまだです!」
yunaさんの負けず嫌いが垣間見えた体験でした!
浅草飴細工アメシン●東京都台東区今戸1-4-3 1F●11:00〜18:00●毎週木曜定休(臨時休業あり)●03-5808-7988●【飴細工体験】※要予約 大人:3,000円、子供(高校生以下):2,500円 所要時間:約1時間〜1時間半●http://www.ame-shin.com
エモさMAX!夕暮れの花やしき通り
日が暮れると、ノスタルジックな雰囲気に染まる花やしき通り。あたたかい季節は、テラス呑みを楽しむお客さんで賑わいます。
「もんじゃ浅吉」に立ち寄って、ホッピーとおでんを注文。
春の風を感じながら、明るいうちからちょっと一杯。なんて贅沢なんでしょう…!
「花やしき通りは、札幌の狸小路の端の方に雰囲気が似てるかも。何軒もはしごしたら楽しそうですね!」
鉄板酒場 もんじゃ浅吉●東京都台東区浅草2-28-6●11:30〜22:00、火曜休
浅草絶景、満喫するならこのホテル
「スカイツリーの見える夜景がみたい!」というyunaさんのリクエストを叶えるべく、やってきたのは浅草ビューホテル。つくばエクスプレス浅草駅直通というアクセスはもちろん、リニューアルしたばかりの清潔感、絶好のロケーションで人気を誇るホテルです。
お部屋のカーテンを開くと、ご覧のとおり! 最高の夜景が旅の疲れを癒してくれます。浅草寺、花やしき、東京スカイツリー(R)を一度に見晴らせるロケーションが楽しめるのは、このホテルだけの特権。
夏には隅田川花火大会を観覧する絶好のスポットになるようで、予約は毎年争奪戦になるそう。
ファミリータイプはもちろん、1人でもゆったり過ごせるシングルのお部屋も充実しています。人気ブランドのアメニティ付き女子旅プランも好評です。
新感覚!うま味を堪能する蒔グルメ
ディナーはホテル1Fのレストラン「GRILL DINING 蒔火」にて。エントランスでは、大きな窯がお出迎え。あたたかく揺らめく炎とパチパチと燃える音に、ゆったりとした気持ちに。
薪火には、天然の遠赤外線で均等に火を入れ香りをつけたり、うま味を包み込んでくれる効果があるのだそう。
海の幸やお肉のうま味をぎゅっと閉じ込め、蒔窯の木の香りで燻したお料理が楽しめます。
メイン宮崎齋藤牛のグリルに、思わず笑みをこぼすyunaさん。
「お肉は噛めば噛むほど甘みが出てきて、食べ応えのあるお肉に感動しました。蒔に囲まれたラグジューアリーな空間でのお食事は、記念日やデート、特別な日にもぴったり!」
40種以上の贅沢ブッフェを朝から
次の日の朝。
雲間から差し込む朝日と東京スカイツリーという神々しい景色が見られるのは、ホテル26階の朝食会場「武蔵」から。
武蔵が提供する「こだわりの朝食」は、このためだけにわざわざ足を運ぶ人もいるほどの人気っぷり!
洋食から和食までバラエティー豊かな約40種のメニューをライブクッキング形式で楽しめます。
シェフが目の前で作ってくれるオムレツや、旬野菜たっぷりサラダバーなど、朝から大満足のモーニングが楽しめるはず!(写真右下:お水だけでもこんなに種類が。北海道の水も、ありました!!)
「朝からこんなに種類豊富なブッフェは、なかなか無いですよね。プレートも色鮮やかで、朝から元気になれました。朝日に照らされたスカイツリーの美しさは、心が洗われるようでした」
浅草ビューホテル●東京都台東区西浅草3-17-1●03-3847-1111(受付時間10:00〜18:00)●https://www.viewhotels.co.jp/asakusa/
大和撫子気分で下町散歩♩
下町の情緒を満喫したいなら、衣装から変えてしまうのも手! ということで、レンタル着物「VASARA」へ。浅草には店舗が2つありますが、今回は品揃えNo.1を誇る浅草寺店にお邪魔しました。
ミニマムプラン「スタンダード」は、着物、帯、草履や巾着などのアイテム+お着付け、ヘアセット込で、3,900円(事前予約で2,900円)と超リーズナブル! 伊達襟や帯留めなど、自分らしさを表現したい人はアイテムごとのオプションを利用して。
たくさんの着物に囲まれてご満悦のyuriさん。「いつもは選ばない柄が良い!」ということで、こちらの着物をセレクトしました!
「大好きな赤を、帯に入れて。浅草寺に映える明るい柄にしました!」
続いてヘアセットへ。
いつもと違う鏡の中の自分に、ワクワクする瞬間です! 仕上がりはこんな感じ。
「着物に身を包むと、背筋がシャンとします。衣装が変わると、より浅草の雰囲気を楽しめるような気がします。スタッフの方も親切なアドバイスをくれたので、お気に入りの1着に出会えました!」
VASARA 浅草寺店●東京都台東区浅草2-1-3●9:00~22:00(着付け最終受付 17:00/返却締切り 22:00)17:30以降の返却は別途一人980円(税込)●03-5577-5882●https://vasara-h.co.jp/shop/asakusa02.html
●「デートなう」に使っていいよ
道行く人を振り返らせながら、仲見世通りをはしゃぎながら歩くyunaさん。長い記事なのでブレイクとして(!?)"「仲見世通りでデートなう」に使っていいよ" yuna編 をお楽しみください。
「友達がおいしいって言ってた人形焼!」
「いい匂いがたくさんして、誘惑がたくさんの仲見世通り。焼きたてのおせんべい、いただきます!」
「ホテルからは小さく見えたけど、実際に近づくと大きいですね〜!」
「大きな足にタジタジ!」
「ケホケホッ」
「凶が多いと噂の浅草寺…!」
「はい、やっぱり凶でした♡」
必死におみくじを結ぶyunaさん。
「マイナスなことばかり書いてあって、悲しいを通り越して笑っちゃいました(笑)。でも、これぞ浅草寺って感じですね!」
眼福でした…(心の声)。それでは、本編に戻りましょう!
世界一濃い抹茶ジェラート!
浅草寺を北に抜けた先にある、壽々喜園(すずきえん)へ。嘉永元年から続く老舗のお茶屋さんで、50種以上のこだわりの茶葉を扱っています。
このお店の名物が、7段階の濃さを取り揃えた「抹茶ジェラート」。静岡の茶屋ブランド「ななや」とコラボレーションし、2017年から販売をスタートしたところ、2時間待ちの行列ができるほどの人気に!
ちなみに、普段私たちがスーパーなどで食べているのは「1」(左上)。もちろん、今回は「7」(右下)にチャレンジします(シングルカップ560円)!
パク。味の方は…?
「まさに、お茶を食べてるような濃い味。食べた瞬間はほんのり甘いのに、後からお茶のほろ苦さが鼻に抜けて、すっきりした後味です。これはクセになる味ですね〜!」
お好みでコーンも。抹茶好きな人は必見です!
壽々喜園 浅草本店●東京都台東区浅草3-4-3●10:00〜17:00●毎月第3水曜日定休(祝日の場合は翌日木曜日)●03-3873¥-0311●駐車場なし●http://www.tocha.co.jp
釜めし発祥の老舗店でお昼ごはん
お昼は大正15年から続く歴史あるお店「元祖 釜めし 春」へ。何を隠そう、この店から世の「釜めし」が生まれたというから、期待も高まります。
その年ごとに厳選された特選米を一釜ずつ炊き上げるため、提供までに20分ほど待たなくてはなりません。お腹を空かせて待つその時間が、おいしさのスパイスになるんですね。
こちらが、五目釜めし(1080円)。ふたを開けたときに立ち込める香と、お米の色つやが、食欲をそそります。
「とにかく香りが良いんです! 素材の風味がしっかりお米に染み込んでいて、日本人でよかったと思いました(笑)。思い出すだけでも、うっとり…。また食べに行きたいです!」
メニューは、五目釜めし、えび釜めし、かに釜めしなどバリエーションも豊富。元祖の味をぜひ、ご堪能あれ。
元祖 釜めし 春●東京都台東区浅草1-14-9●11:00~20:30(L.O.20:00)●無休●03-3842-1511●200席(テーブル80席、座敷120席)●予約可能●近隣に駐車場あり
お土産ならココ!絶品の芋きん
浅草の名物土産として大人気なのが、満願堂の芋きん。オレンジ通りにある本店にやってまいりました。
創業は明治19年。九州産の上質なさつま芋をあんこを包むのは、小麦粉のかわりにさつま芋の皮を練り込んだ特製生地。無添加で届けるので、名物芋きんの賞味期限はたったの24時間!
yunaさんお気に入りは栗入り芋きん。あんと相性の良い栗がゴロっと入っていて、なめらかで上品な味わいです。こちらは特別な包装技術で、お日持ちは60日間となっています。
「まるで焼き芋を食べているようなおいしさ。ほろっとした皮と、プリプリ感したあんこのハーモニーが絶妙です。家族へのお土産はこちらに決まり!」
浅草満願堂 オレンジ通り本店●東京都台東区浅草1-21-5●平日:10:00~20:00、土日祝9:30~20:00●03-5828-0548●http://www.mangando.jp/index.html
1日3,000個売れる巨大メロンパン
芋きんを頬張ったばかりなのに、まだまだグルメを食べ足りない様子のyunaさん。浅草には、食べ歩きグルメがたくさん。
「何日いても食べきれませんね〜!」
続いてやってきたのは、テレビや雑誌でおなじみのジャンボめろんぱんを扱う花月堂。平日の昼にも関わらず、10名ほどの列ができていました。恐るべし、この人気!
お店を回り込んで最後尾に並ぶと、そこにはポスターがずらり。「ありえないふわふわ感」に、渋い表情を浮かべるyunaさん。「本当かな〜?」
待つこと数分、ようやくそのメロンパンとご対面! 手のひらを優に超えるBIGサイズのジャンボめろんぱん(220円)は、yunaさんの顔をさらに小顔に引き立てます。
パク。(この記事何度目だw)
「こんがり焼き色がついた皮はサクサク、中はありえないふわふわで驚かされました! 疑ってごめん!(笑) 」
食感のヒミツは、その日の気温や湿度から酵母が最大に活性化する環境をつくり、さらに通常の3倍の時間をかけて発酵させることにあるそう。少し並んでも、焼きたてをゲットする価値はありです!
花月堂●東京都台東区浅草2-7-13●9:00〜ジャンボめろんぱん完売次第閉店●定休日なし●03-3847-5251●駐車場なし●https://asakusa-kagetudo.com
初めての浅草、どうだった?
「浅草=雷門のイメージでしたが、2日間で浅草の持ついろんな顔に出会えました。古き良き時代をしみじみ感じる風情もあれば、スイーツやかわいいスポットなど、女友達とはしゃぎたくなる場所もたくさん。どこも下町ならではの活気に満ちていて、元気をもらえました。でもちょっと食べ過ぎたので、北海道に帰って調整しようっと」
浅草では、都心とはまた違うあたらしい東京の魅力に出会えるはず。この春、ちょっと大人な女子旅を求めるあなたにオススメです。
ただし、食べ過ぎには気をつけて!
北海道の皆さま、東京・浅草に行くなら北海道の翼 AIRDOで!
書いた人:中村朝紗子
株式会社 Morning Labo 代表、撮影女子会ファウンダー&プロデューサー。女性誌でのライター経験を生かし、撮影女子会を軸としたフォトジェニック空間やイベントの企画・プロデュースを手がける。特技は少林寺拳法(高校時代全国2位!)、趣味はオムライス食べ比べ。本サイトではインスタ映えするコト・モノを探る連載「北海道のフォトジェニックハント」を担当中。
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