こんにちは! 撮影女子会プロデューサーの中村朝紗子(@nakamuraasako)です。
北海道の”絵になる”を集める #フォトジェニックハント の旅。第2弾の舞台に選んだのは…。
札幌駅から特急で約40分、小樽です!
今回は2016ミス・ユニバースジャパン第4位の西村紗也香さん(@_sayakanishimura_)と一緒に、キレイな景色や目にも華やかなお料理、非日常の体験…絶対にステキな写真を約束してくれる『絵になるスポット』を探してきました!!
(札幌を舞台にした第1弾はコチラから)
歴史ある鉄道でドラマチック気分
小樽駅を出て、海を正面に眺めながら中央通りを進むこと5分、右手に現れるのが「手宮線跡地」。まずはここに寄り道することに。
宮線線跡地は、北海道初の線路として明治13年(1880年)に開通した歴史ある線路。残念ながら昭和60年(1985年)に廃止となりましたが、現在は遊歩道として整備され、自由に見学することができます。
当時のまま残された鉄道と、時の流れを感じさせる芝が共存する風景は、とってもドラマティック! 遊歩道は中央通りから小樽市総合博物館まで約1,160 mにわたり続いています。
途中にはベンチもあるので、休憩を挟みながら気ままなお散歩を楽しんで♪
手宮線跡地
●小樽市色内●見学自由●JR小樽駅から徒歩5分
小樽運河
小樽と聞けば、この風景を思い浮かべる人が多いのでは? 小樽運河は、大正時代から北海道の玄関口として大いに賑わい、たくさんの物資が運ばれました。
運河沿いに建つ倉庫は、小樽独特の木骨石造という構造。商人たちが行き来した当時の運河を想像しながら、小樽らしい景観を楽めました♪
写真を撮るなら、空の青、運河の緑、倉庫の屋根の色あいが美しい、中央橋と浅草橋の間がオススメ。散策路に63基あるガス灯を入れるのも忘れずに!
壁に腰を預けて片足を前に伸ばせば、美脚効果もバッチリ♡
夜になってガス灯に明かりが灯ると、昼とはまた違う幻想的な雰囲気になる小樽運河。デートなら、夜がロマンチックかもしれません♡
小樽運河
●小樽市港町(浅草橋付近)●見学自由●JR小樽駅から徒歩10分
絵になる花蜜ソフトクリームをぺろり♡
続いて、小樽運河のほど近く、黄色い看板が目印の「NATURAL HONEY(ナチュラルハニー)」ヘ。
無農薬で有機採蜜した道産100%の生はちみつや、こだわりの蜂蜜商品を取り扱うお店です。
店内のあちらこちらには、ラベンダーをあしらったかわいいディスプレイが。フォトプロップスまで用意される徹底っぷり (写真好きには嬉しい!)。
そんなかわいらしいお店で、ぜひオーダーしてほしいのが、生蜂蜜を使用した濃厚ソフトクリーム(380円)です。
濃厚でなめらかな舌触りの北海道ミルクの上に、美容にも良いといわれるエディブルフラワーをたっぷり乗せて。仕上げに、オーガニックの純粋生はちみつをとろぉ〜り。
この花蜜ソフトクリームは、「食べるのがもったいないほどフォトジェニック!」と女性観光客の間で大人気♡ 濃厚ですがしつこくない甘さで、ペロリと食べられます。
ソフトクリームの頭をカメラ側に少し傾けることで、立体感が伝わりやすくなります。お花のカラフルを引き立てるため、背景はシンプルが◎。
天気がいい日は外のテラス席で、運河を見ながら一服♪
至福のスイーツタイムになること、間違いなしです!
NATURAL HONEY
●11:00〜16:00●不定休●小樽市式内1-2-16●小樽運河の観光案内所から徒歩2分●パーキング無し●http://www.naturalhoney.jp/
キャンドルの温もりにホッとして
堺町通りの手前、川沿いに佇む石造倉庫をリノベーションした小樽キャンドル工房。
店内に足を踏み入れれば、そこは約200個のキャンドルの灯りが優しくゆらめく、癒しの空間。店長の桜庭さんがお出迎えしてくれました!「ここ小樽キャンドル工房は、もともとクリスマスショップとして開業し、11年の時を経て、人気のキャンドルを中心とした専門店へと進化しました。アロマキャンドルからゼリーキャンドル、和蝋燭、蜜蝋など幅広いキャンドルアイテムを扱っています。ぜひ、ゆったりとした時間を過ごして、日常の疲れを癒してくださいね」
店内奥の体験工房では、キャンドル製作の体験ワークショップも開催されています。今回は、アロマピラーキャンドル作りに挑戦!(2,700円/制作30分・冷却45分/要予約)
仕上がりのグラデーションをイメージしながら、クリアな筒の中に、カラフルなブロック蝋を敷き詰めます。 そこにアロマオイル入りの液体を流し込み、40分ほど置いたら完成! 世界の1つのキャンドルが出来上がりました。これで、帰ってからの旅疲れもしっかりオフできそう♡
対象に気を取られがちなブツ撮りですが、背景も大切。店内の雰囲気や色合いが伝わりやすいバックを選んでパシャり。余計な写り込みはトリミングでカットを!
2Fには、クリスマスクリスマスグッズの販売や、キャンドルの灯りに囲まれたカフェが。時間があれば、ぜひ立ち寄ってみて。
小樽キャンドル工房
●10:00〜19:00●無休●小樽市堺町1-27●JR小樽駅より徒歩15分●パーキングなし
石油ランプ160個の幻想空間
堺町通りを南小樽方面へ歩いて約5分。石油ランプ製造で創業し、現在はテーブルウェアを中心に暮らしを彩る硝子器を製造している北一硝子へ。
堺町通りには、数々の北一硝子店がありますが、中でもオススメなのが三号館「北一ホール」。店内の照明は、北一硝子のルーツである石油ランプ167個のみ。ランプの光が醸し出す幻想的な雰囲気は、まるでハリーポッターに出てくる魔法のホールのよう!朝8時45分に来店すれば、店員さんがランプに火を灯す作業を見ることができます。また平日の14時〜16時も、ピアノの生演奏タイムがあるので狙い目!
暗い場所での撮影は、ブレ防止がマスト。テーブルにカメラを置いて、セルフタイマー撮影を。ガラス板や金具にランプの反射を写し込めば、幻想的な雰囲気がよりいっそう伝わります。
喫茶店の名物は、迫力満点の「びっくりシュークリーム」(820円)!
ザクザク生地の中には、カスタードクリームがたんまり…♡ 食べきれなくても、保冷剤セットでお持ち帰りもできるのでご安心♪
北一硝子
●8:45〜18:00●無休●小樽市堺町7-26●JR小樽駅から徒歩10分
大正ロマンを感じるカフェで一服
疲れた足を休めるために、甘味茶屋「大正硝子 くぼ家」へ。
大正時代の商家を利用したお店は、平成4年(1992年)に小樽市都市景観賞を受賞、翌年には小樽市指定歴史的建造物にも指定され、全国のファンに愛されています。店内はダークブラウンの木々に、真紅のベエロアがよくマッチして、どこか懐かしさを感じる雰囲気。まるで、古き良き時代にタイムスリップしたような気分に浸れます。店内にディスプレイされたアンティークのミシンやレコードも、とってもフォトジェニック! 古き良き大正ロマンの薫りが漂ってきます。 オススメはクリームぜんざい(700円)。道産牛乳をつかったクリームと、ぜんざいん上品な甘さがベストマッチ! 硝子器は全て手作りで、併設のショップで買うこともできますよ。
食べものは窓を背に逆光で撮ると、照りが立体感が出てシズル感あるおいしそうな1枚に。
大正ロマンを感じるレトロカフェで、ホッとするひとときを楽しんで。
大正硝子 くぼ家
●10:00〜19:00●無休●北海道小樽市堺町4-4●JR小樽駅から徒歩15分
港町の名残はそのままに、オシャレでモダンなスポットが集中する小樽。
コンパクトな街なので、半日あれば、充実の旅ができますよ。ちなみに坂が多いので、ぺたんこ靴がオススメ!
ぜひカメラを片手に、レトロタウンの魅力を体感してみてくださいね♪
以上、中村朝紗子でした!
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書いた人:中村朝紗子
株式会社 Morning Labo 代表、撮影女子会ファウンダー&プロデューサー。女性誌でのライター経験を生かし、撮影女子会を軸としたフォトジェニック空間やイベントの企画・プロデュースを手がける。特技は少林寺拳法(高校時代全国2位!)、趣味はオムライス食べ比べ。本サイトではインスタ映えするコト・モノを探る連載「北海道のフォトジェニックハント」を担当中。
Twitter:@monichild
instagram:@nakamuraasako
レールの上にカメラを置いてリモートで撮影。ローアングルなら、まっすぐに伸びていく線路の長さが引き立ちます。