外へ出るのが楽しみな春がやってきました。
今回のYorimichi AIRDOは、ちょっと大人な旅にぴったりの広島へ!
前回の神戸女子旅編に続き今回女子旅をするのは札幌出身モデルのyuna(右)さんと、AIRDOの長谷川さん(左)です。
新千歳空港から出発するAIRDO116便に乗って広島へ。
yuna:「私、広島ははじめてなんです」
長谷川:「今回は私長谷川が案内役をさせていただきます! 大人の女子旅ということで『宮島』をご案内します」
yuna:「長谷川さんは、広島には何回も行ったことがあるんですか?」
長谷川:「実は広島エリアのセールスを担当しておりまして。今回yunaさんと一緒に回りたい場所をたくさん考えてきています! 楽しみにしていてくださいね!」
yuna:「それは、頼もしいです!」
広島に到着し、今回宿泊するホテル「ANAクラウンプラザホテル広島」へ。
こちらの ANAクラウンプラザホテル広島は平和記念公園より徒歩3分で繁華街にもほど近い好立地なホテル。
3タイプの客室から選べ、和洋から選べる朝食が人気です。
サロンやリラクゼーションも豊富で、朝食も朝6時から営業!女子旅にもおすすめ。
宮島へは最短時間で向かえる「ひろしま世界遺産航路」!
長谷川:「yunaさん、広島市内から宮島に行く方法は知っていますか?」
yuna:「電車に乗って、船に乗り換えるんですよね?」
長谷川:「そうなんです。ただ今回は、もっと早く着いて楽しみたいと思ったので、ホテルから徒歩3分のここに来ました!」
ということで着いたのは、
広島の街並みを楽しみながら最短時間で宮島へ向かえる船「ひろしま世界遺産航路」。
平和公園から約30分おきに出ており、車を使わない旅行にはぴったり。河川を航行するときにはデッキに出られ、広島の街並みを眺めることができます。満開の桜や紅葉の時期に色づく木々を横目に、記念撮影もおすすめです。
yuna:「天気もいいし、風が気持ちいいですね!」
長谷川:「平和公園からすぐ乗れちゃうから、宮島へ行くのも楽々ですよね!」
窓からの眺めも、とても良いです。
そうこうしている間に、約45分で宮島に到着!
来て早々、島の人に古くから大切にされてきている宮島の鹿ともすぐさま、ご対面。
世界文化遺産の嚴島神社で、心配りあふれるおもてなしを体験
嚴島神社
宮島駅より徒歩13分ほどの場所に位置する宮島を象徴するスポットの一つで、世界文化遺産に登録されている「嚴島神社」。推古天皇即位の年の593年に創建され、1168年に平清盛によって寝殿造りの社殿が造営された神社であり、1400年以上の歴史があります。御皇室の安泰や国家鎮護、海上の守護神としても古くから崇信を受けられている神社で、近年ではパワースポットとしても注目されています。
学生さん:「こんにちはー! 嚴島神社へようこそ」
yuna:「こんにちは! 何をしているんですか? 」
学生さん:「私たちは、宮島中学校の3年生で、いつもは外国の方へ英語で嚴島神社の案内をしています」
yuna:「もしよかったら、私たちにも案内をしてくれませんか?」
学生さん:「もちろんです! 嚴島神社は、歴史ある神社で世界文化遺産にも登録されています。当初、嚴島神社が建てられるとき、御神体(島)の上に建物を建てるのは恐れ多いということで、州浜に建設された後に、平清盛が今ある嚴島神社の姿にしたと言われています」
yuna:「中学生なのに、とっても詳しいですね」
学生さん:「私たちは、小学生のときから宮島についてたくさん勉強してきています! なので、わからないことがあったらいつでも、聞いてくださいね!」
学生さん:「さてここで、問題です。今入口があるこの場所は、かつては嚴島神社の出口でした。⚪︎と×、どちらでしょうか?」
yuna:「まるですか?」
学生さん:「正解です! おめでとうございます。これは、クイズに参加してくれた皆さんにプレゼントしている私たちが作ったしおりです。よかったらもらってください」
yuna:「素敵ですね! ありがとうございます」
美術の時間に描いた宮島の風景をしおりにしてプレゼントしているとのこと。しおりには、宮島の風景と作成者などが日本語と英語で書かれていました。
嚴島神社の他にも、大杓子や大鳥居、千畳閣・五重塔などでも案内をしているという宮島中学校の学生さん。
日本での思い出を一つでも多く残して欲しいという学生さんたちの想いがこめられた外国人観光客への案内ガイド。日本人らしいおもてなしの心を感じられます。
宮島に来た際には、宮島中学校の学生ガイドさんへ声をかけてみるのもいいかもしれませんね。
※宮島中学校の学生ガイドは不定期で行われております。
想いのこもった手作りのしおりを手に、心配りが素敵すぎる宮島中学校の学生ガイドさんと離れた二人は、いざ嚴島神社の中へ。
平安時代のときの姿と今もほとんど変わらない内観に感動していました。
そして、どこを切り撮っても絵になる嚴島神社。
それぞれ深々と手を合わせ、参拝をしました。
参拝のあとは、恒例のおみくじへ。
嚴島神社のおみくじは吉凶だけでも10種類あり、「大吉」や「末吉」のほかにも「平」や「始凶末吉」などという運気を示すものがあることでも有名です。
「平」というのは、「吉と凶の変動が小さいこと」を意味していて、「波風がなく安定している」ということだそうです。ほかにも、始まりは悪いけれども、後から良くなる運気という「始凶末吉」や、吉凶がはっきりしない運勢を意味する「吉凶未分」などもあるそう。普段おみくじに興味がないという人も、嚴島神社のおみくじは引いてみたくなりますね。
長谷川:「あそこに見えるのは五重塔です」
yuna:「記念に二人で、写真を撮りませんか?」
五重塔を背景に写真を撮る二人。
宮島を早くも満喫している二人、とても楽しそう。
風景が一変 大自然のパワーを感じる大鳥居
大鳥居
宮島駅より徒歩8分ほどの場所に位置し、宮島のシンボルでもある「大鳥居」。主柱は、腐りにくいクスの自然木を使っており、根元は海底に埋められているのではなく、自身の重みでのみ建っています。満潮時と干潮時で、それぞれ異なる姿を見せ、干潮時には鳥居まで歩いていくこともできます。
yuna:「長谷川さん! 見てください! 水が引いていますよ! 」
長谷川:「下へ降りて、鳥居を近くまで行ってみてみましょう」
yuna:「さっきまで、あんなにも水があったのに本当に不思議ですね」
yuna:「こんなにも、大鳥居って大きかったんですね」
長谷川:「自然の力を感じます」
さっきまで水で埋め尽くされていた地面の上を歩くことで、自然の偉大さや神秘さを肌で感じ取った二人。自身の重みだけで地面に立つ大鳥居に、改めて深々と感動していました。
満潮時には近づけなかった大鳥居。干潮時には近くまで歩いていくことができます。水が引いたばかりの地面ということもあり、足元には注意が必要ですが、雰囲気のガラッと変わった大鳥居を背景に撮る記念撮影はおすすめ。少し離れたところから写真を撮ると、背景に大鳥居が綺麗に入る写真が撮れます。ぜひ近くまで歩いて行ってみてくださいね。
自家焙煎のコーヒーにこだわるおしゃれなカフェでランチ
長谷川:「yunaさんお腹すきませんか? そろそろランチにしません?」
yuna:「いいですね!」
sarasvati
嚴島神社から徒歩7分ほどの場所に位置する、ドリンクとのセットメニューが人気のおしゃれカフェ「sarasvati」。女性に人気の旬の牡蠣を使ったドリンク付きのパスタランチは絶品。中でも、自社焙煎にこだわるスペシャルティコーヒーは、食後に合うようブレンドされています。自社焙煎にこだわり、ここ宮島でしか味わえないブレンドコーヒーでほっと一息を。
牡蠣と牛肉のパスタランチを注文。
yuna:「牡蠣がたくさんですね。本当に美味しいです!」
長谷川:「トマトベースのソースと牛肉と牡蠣って意外な組み合わせですね」
食後には、お店おすすめのブレンドコーヒー。
yuna:「さっぱりしていてとても、飲みやすいです」
長谷川:「食後にぴったりですね。帰りにブレンドコーヒーのドリップバックも見てみましょう!」
yuna:「パッケージもおしゃれなので、お土産用にもいいですね」
一つだけ願い事を叶えてくれる大師様がいるという、大聖院
宮島弥山大本山 大聖院
「sarasvati」から徒歩5分、嚴島神社からは徒歩15分ほどの場所に位置する「大聖院」。空海が弥山(みせん)の上で修行し、開基したと言わる宮島で最も古い寺院です。恋愛成就などの御利益のほかに、一つだけ願い事を叶えてくれる「一願大師」や、観音堂地下にある中国三十三観音霊場から集めたお砂をふみながらお参りすることで、今までの悪行をリセットしてくれる「戒壇めぐり」など見所もたくさんです。
仁王門をくぐり階段をあがると、見えてきた観音堂。まずは、線香をあげる二人。
手を合わせ、祈ります。
長谷川:「観音堂の地下に、今までの悪い行いをリセットしてくれる『戒壇めぐり』というところがありますので、そこで体を清めましょう」
yuna:「ぜひぜひ」
長谷川:「『南無大慈大悲観世音菩薩(なむだいじだいひかんぜおんぼさつ)』と一心に唱え、左手で壁をつたいながらゆっくりと進んでいきます。それではいざ!」
yuna:「真っ暗で、本当に何も見えませんでした!」
長谷川:「思った以上に真っ暗で、怖かったです。でもこれで悪い行いすべてリセットですね!」
戒壇めぐりで、今までの悪い行いをしっかり取り除いた二人。次に向かったのは、どんな願いも一つだけ叶えてくれるという「一願大師」。
yuna:「一つだけと言われると、何を願おうか悩んでしまいます」
長谷川:「そうですよね! あれもこれも願いたくなりますね。悩みます」
長谷川:「幸せに、健康に、、、、」
yuna:「長谷川さん、それ一つじゃないような、、、、」
それぞれの願いを胸に、絵馬を書いた二人。改めて、たった一つの願いと言われると、何を書こうか悩んでしまいますね。二人と同じように願いを叶えてもらおうと、たくさんの方が訪れている「一願大師」。 二人もまた、願いが叶うよう深く深く祈っておりました。
宮島名物もみじ饅頭を食べ歩き! もみじ狩りへ!
長谷川:「yunaさん、もみじ饅頭は食べたことありますか?」
yuna:「ありますよ。でも、もみじ饅頭ってお土産用なんじゃ?」
長谷川:「そう言うと思ってました。実は、もみじ饅頭にもいろいろ種類があるんです。せっかくなので、もみじ饅頭の食べ比べをしてみませんか?」
yuna:「いいですね! 食べ歩きも旅の醍醐味ですよね!」
二人は、もみじ狩りに表参道商店街(清盛通り)へ。
最初に向かったのは、広島のポピュラーなお土産としても親しまれている「もみじ饅頭」の老舗「藤い屋」。宮島で、もみじ饅頭といえば「藤い屋」と言われるほど地元客からも親しまれており、大正14年から店を構えている老舗名店。厳選された新鮮な素材を使い、保存料を一切使用しない美味しさにこだわり続けています。
続いては、 宮島に1店舗しかないという「もみじクロワッサン」。
サクサクのクロワッサン生地の中身は、チョコやアップルなど6種類の味がら選べます。形も可愛いので、思わず写真も撮りたくなりますね。
最後に向かったのは、あんこ・チーズ・クリームと3種類の味があり、1つ180円で手軽に食べ歩きが楽しめることで有名な「紅葉堂」。スイーツ感覚で食べられる「揚げもみじ」は、老若男女問わず大人気。注文をしてから揚げてくれるので、出来立ての熱々サクサクをその場で食べられます。イートインにすると、無料でお茶が付いてくるのが嬉しいサービスですね。
長谷川:「外はサクサク。中はもちもち!」
yuna:「甘すぎず、美味しいです!」
そして日も暮れてきて、二人は本日の宿へ。
窓から世界遺産を眺められる大人の宿「錦水館」
錦水館
嚴島神社から徒歩5分の場所に位置し、創業100年以上の歴史を誇る老舗旅館「錦水館」。大鳥居の見える海を眺められるお部屋があることや、旬の素材にこだわる夕食が楽しめることでも絶大な人気があります。旅先で疲れた身体を癒してくれる宮島潮湯温泉があり、いつもより贅沢な休日を過ごせます。
志熊さん:「ようこそ、錦水館へ。支配人をしております、志熊です。宿泊のご案内をさせていただきますね。今回、ご宿泊いただくお部屋は、『オトナの休日』というお部屋になります。先にお好きな浴衣をお選びください!」
錦水館では、何十種類もある浴衣の中から、自分好みの浴衣を選ぶことができます。自分の好きな色や柄を選べるのは、女性としてはとても嬉しいサービスですね。
長谷川:「たくさんの種類があって悩みますね」
yuna:「どれも可愛いですね! 私は、これに決めました」
それぞれ選んだ、浴衣を持っていざお部屋へ。
志熊さん:「こちらのお部屋は、名前の通りお子様は入れないんです。海と大鳥居が見られる、当館一番人気のお部屋になります」
yuna・長谷川:「わあ!!!! 素敵!!」
志熊さん:「こちらのお部屋は、社長自らがデザインにこだわり、何度も何度も工夫を重ね完成したお部屋です。何もせずに、贅沢な時間を過ごしていただきたいという想いから、海をぼーっと眺められるよう窓辺にソファを置いています。夜には、ライトアップした大鳥居の姿も見ることができます」
ゆっくりと日が落ちていき、夕日に照らされる大鳥居を眺められる「オトナの休日」。贅沢な時間を過ごせます。
しばらく、外の景色を堪能する二人。
日も沈み、 楽しみにしていた夕食をお部屋でいただきます。
夕食は、錦水館と個別に契約を結ぶ農家から仕入れる生野菜を使った「サラダ」、広島特産の分葱を使った「赤貝の沼田和え」や旬をぎゅっと閉じ込めた「〆鯖と穴子握り」や「鰆と春野菜のしゃぶしゃぶ」。
名物の牡蠣を使った「牡蠣の釜飯」など広島県産にこだわり旬の食材をふんだんに使った女性に嬉しいヘルシー御膳。
yuna:「体にも優しい味で、本当においしいです」
長谷川:「その土地にある旬の食材を使った料理って、嬉しいですよね!」
yuna:「御膳だから、少しずついろんな食材が楽しめるのもいいです!」
旬の食材や地産地消にこだわる錦水館。季節ごとに夕食メニューも変わるそうで、季節に応じた旬の食材を堪能できます。
デザートは、「大福プリン」「桜のアイスクリーム」「四つ星のいちご」。甘い物が苦手な方でも、さらっと食べられるほどよい甘さ。食後にぴったりな後味さっぱりなデザートに二人とも大満足。美味しい夕食を堪能した二人でした。
寝る前には、ライトアップした大鳥居を眺めながら今日1日を懐かしんでいました。
錦水館の一階には宿泊者限定で、ライトアップされた大鳥居をしっぽりと眺められるシーサイドテラスや自由に本が読めるブックカフェも自由に利用できます。
プロポーズの場所としてや、日々の疲れの癒しの場として宿泊されるなど時代のニーズに合わせた心配りをしてくれる錦水館。
大人の女子旅の締めにもぴったりです。
宮島で贅沢な大人の休日を過ごした二人。しっかりとお土産も買い、新千歳空港へ戻ってきました。
フォトジェニックで絵になる宮島。
自分へのご褒美に、ちょっと大人な広島女子旅をしたい方にはおすすめです。