親子で行く名古屋旅の後編です!(前編はこちら)
「ぐっすり眠れました~」と、爽やかにホテルのロビーに登場したtsukasaさんとhayato君親子。
さて、ホテルの朝食ももちろんいいけれど、名古屋の喫茶店名物「モーニング」も捨て難い。
なもので、1968年創業の老舗喫茶で今や全国区のコメダ珈琲店 へ!
小倉トースト食べるぞー!
コメダ珈琲店は、8月に札幌にも初進出。パチパチパチ~。
それにしても、コーヒー一杯の値段でトーストやゆで玉子がついてくる「モーニング」。
なぜにそんな気前の良いサービスが生まれたのでしょう?
ここで豆知識。
モーニングは、名古屋市の北西に位置する一宮市が発祥と言われているそうです。
織物工業が盛んで朝から職人さんたちが喫茶店で打ち合わせをすることが多く、「朝からコーヒー一杯ではかわいそう」ということでサービス品をつけてくれたのが「モーニング」の始まり。
それが普及して、土日の朝はママの手間を省くために家族で喫茶店に出かけるモーニング文化ができていったのだとか。(素敵!)
どうりで、コメダ珈琲店のそこかしこに、まるで自宅のリビングのように寛ぐ老夫婦や家族連れの姿が…!
お客さんウォッチングをしていると、早速小倉トーストが運ばれてきました。
サービス品は「定番ゆで玉子」、「手作り たまごペースト」、「名古屋名物 おぐらあん」から選べます。
甘さ控えめの小倉あんとバターの塩気が絶妙!おいしい~。
こんなおいしいサービスが付くなら、そりゃあ皆さん、朝食は喫茶店でとりますよ!
モーニング文化に納得です。
1日いても飽きません!科学について楽しく学ぶ、名古屋市科学館
お次に向かったのは、2011年にリニューアルオープンした名古屋市科学館 。
開館30分前に到着しましたが、世界最大のプラネタリウムドーム「Brother Earth」目当てのお客さんがたくさん並んでいました。人気なんですねー。
ちなみに、ここでは日本最大のあるものを無料で見ることができます!
それは…
H-ⅡBロケットーーーーーーー!!!!
H-ⅡBロケットは、国際宇宙ステーションへ物資を届ける日本の補給船の打ち上げに使用。
全長57mという、日本で開発した中で最大のロケットです。
展示されているロケットは、JAXAが試験用に作ったもので、宇宙から海に落ちて回収されたカバーも装着されています。
続いて館内へ。
ちびっこの興味を引くものしかない!と言っても過言ではない、展示の数々。
夢中!
興味津々!
ちなみにリニューアル後の目玉は、自然の不思議を体感できる4つの大型展示(水のひろば、竜巻ラボ、放電ラボ、極寒ラボ)。
今回は、120万ボルトの巨大な放電体験装置で轟音(ごうおん)と激しい電気スパークを体感できる、放電ラボに入ってみたよ!
放電ラボでは、静電気の放電体験や身体の中に電気をためる「電気人間」(名前が怖い)の実験が楽しめます。
そんでもって、バチバチバチ~~~~
1日中いても、飽きないYOH!
名古屋屈指の人気スポット、大須商店街で衝撃のかき氷体験!
お次は、約1,200の店舗・施設が並び、ショッピングや食べ歩きを存分に満喫できる大須商店街。
大須商店街のパワースポット、日本三大観音の一つと言われる「大須観音」にもお参り。
正式には「北野山真福寺宝生院(ほうしょういん)」といいます。
ここで豆知識。
名古屋は、1610年に徳川家康が清須から町ごとすべてをこの地に移した「清須越し」により町の歴史がスタート。大須観音も、1612年に美濃(現在の岐阜県)の大須から現在地に移転。その後、このエリアは大須観音の門前町として栄えてきたそうです。へ~。
主なご利益は厄除け、家内安全、身体健康、商売繁盛、学業成就。
そんな大須界隈で、最近ブームになっているのが「かき氷」。
中でも行列のできるかき氷屋さんと噂の、和カフェ「吾妻茶寮(あうずまさりょう)」にいざ!
100年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋さんがオープンさせた和カフェで、ふわふわのエスプーマクリームを使用した新感覚のかき氷が評判のお店です。
メニューはどれもこれもおいしそうで、迷うこと必至…全てを試したい!
なのですが、
まずはやっぱり今年の新メニュー「極み抹茶ブリュレ」と凍らせたフルーツを抹茶チョコレートにつけていただく「クールフォンデュ」のセットを。
そして、名作と名高い「極みるく」!
かき氷の大きさがわかる一枚。ふわっふわのみるくソースとフルーツとのマリアージュ!
クールフォンデュは…
抹茶のほろ苦い甘みと、フルーツの甘みと酸味がよく合います♡
そして「極み抹茶ブリュレ」!(これはもう、二人のスプーン使いが止まりません)
炙った抹茶カスタードクリームの下から抹茶かき氷と、まさかの本わらび餅まで出てきて、驚きのかき氷体験!
抹茶は愛知県産西尾抹茶を使用しています。
感動しましたーーーー!!!
親子シャチやペンギンに癒されること必至!名古屋港水族館!
さあ、名古屋旅もいよいよ終盤。
最後を締めくくるのは、 名古屋港水族館です!
世界最大級のメインプールで、大迫力のイルカのパフォーマンスを見るんだい!と急いで向かったのですが…
…間に合いませんでした…(チーン)
3,000人収容の大スタジアムで毎日開催されるイルカのパフォーマンスは、弾丸のように水面から飛び出したイルカたちが6mものジャンプを披露!圧巻のパフォーマンスは必見です!
(見たかった…!)
また、日本でシャチが見れる水族館は、名古屋港水族館を入れて数えるほど。
名古屋港水族館では親子シャチを飼育しているので、子どもシャチがお母さんシャチに甘える様子なんかも楽しめるんです。
さらに、ペンギン展示にもこだわりあり!
南極の環境を再現した水槽にはエンペラーペンギン(日本で見られるのは2カ所だけ!)をはじめとする、4種類のペンギンがのびのび暮らしております。
泳いでいるところも間近で見れるよ。
さらに!名古屋港水族館はウミガメの研究にも力を入れていて、訪れた日は0歳のアカウミガメを見ることができました。(珍しい!)
ウミガメの赤ちゃん!かわいー!初めて見たー!
さらに!!名物ショーとなった、黒潮大水槽でのマイワシのトルネードも感動的!!!
吊るした餌の動きで、マイワシのダイナミックな動きを演出。
ベテラン飼育員の技術が光ります。
あと、地味にハートを射抜かれたのがゴマフアザラシの水中ショー。
平日のみ開催のショーですが、確実にやられると思います…。こちらもお見逃しなく!
そうこうしているうちに、帰りの飛行機の時間が迫ってきたので、慌てて空港へ移動。
「おみやげ館」にて、セントレアオリジナルブランド『空屋甘三郎』もチェック!
中部国際空港発の札幌(新千歳)行きAIRDO 137便に乗って帰ります。
さようならー名古屋!また来るよーーーー!!!
で、到着!
訪れた場所全てが半日楽しめるレベルのところばかりだったので、「また今度二人でゆっくり行こうね!」と約束。
次回の親子編も、どうぞお楽しみに!
書いた人:仁央
花屋、小学校の教員を経て、現在はフリーライターとして活動。 ライフワークとして自身のウェブサイト_「WG」で札幌のアート&カルチャー情報を発信しつつ、アーティスト・イン・レジデンスを行うNPO法人S-AIRのお手伝いなども。
※今回、ライターとして二人に同行しました!
ロケット展示は私が感動しました!!!