北海道のどこが好きかと聞かれたら、パッと思い浮かべるのは北海道の「食」だ。なんというか、 "美味しい食事" というものが市民権を得ているとでも言おうか、そこかしこに美味しいものが存在している。
東京にも美味しい食事はたくさんあるけれども、北海道の美味しい食事を東京で楽しもうと思ったら、それ相応の高級なお店に行かないと食べられないのでは、と思う。
そんな北海道だからこそ、その土地その土地で美味しい食事を楽しむというのは、最高の旅の楽しみ方だろう。
さて、 前回はJR北海道とタイアップ商品として販売されている期間限定のフリーパス『AIRDO 20周年ひがし北海道フリーパス』を使った、旭川、帯広、釧路、網走を巡る3泊4日の鉄道の旅をご紹介した。
今回は、その旅の道中で食した絶品グルメをご紹介したい。
- 【旭川編】初日からダッシュ気味で北海道を食べ尽くす
- 【帯広編】完全に帯広を食べ尽くしたと言っても過言ではない24時間を過ごす
- 【釧路】地元の飲み屋で舌鼓
- 【網走編】男ひとり旅最終日、流氷を味覚で感じる
- 書いた人:永田優介
【旭川編】初日からダッシュ気味で北海道を食べ尽くす
『あさひかわラーメン村』でまさかの○○ラーメン
長時間の移動の後って、なぜかスープ的なものを求めてしまう。初日は6:40 羽田発の便で旭川へ降り立ち、朝11時からのペンギンの散歩を見るため、すぐさま旭山動物園へ。
そして旭川駅へ戻ってきて、お昼に何を食べようか……と悩む間もなく、脳内では「旭川といえば、ラーメンだろう」とラーメン一択。
旭川駅からJRを利用して、約20分の場所にある『あさひかわラーメン村』へと向かう。
石北本線 上川行の列車に乗り込む。デザインがかわいい。
そして3駅目の南永山駅で下車、そこから数分歩いたところにラーメン村はそびえ立っていた。
そびえ立ってはいないかな。
あさひかわラーメン村には8つの店舗が連なっており、一角には「あさひかわラーメン村神社」と丼型のベンチも設置されている、すべてがラーメン推しな施設。
"昭和22年創業、屋台から始まった北海道・旭川の老舗" という、あさひかわラーメン村のホームページに書かれていた一文に惹かれ、旭川らぅめん『青葉』の暖簾をくぐった。
北海道の3大ラーメンといえば、
- 札幌の味噌ラーメン
- 函館の塩ラーメン
- 旭川の醤油ラーメン
と言われている。
であれば、ここは醤油ラーメンに決まり……のはずだった。
そう、思い返すと頭がおかしいと言われても仕方がないが、どうしても胃袋が味噌ラーメンを欲していたため、ついつい "味噌らぅめん" を頼んでしまった。
具材はチャーシュー、わかめ、メンマ、コーン、そしてネギ。
これぞ、屋台の味!という感じの、懐かしい味。
外は氷点下ということも相まってか、箸が進む、進む。
5分もたたずに食べて終えてしまった。
ちなみに青葉本店は旭川駅近くにあったらしく、次回旭川へ来たときは本店にも行ってみようと思う。次こそは醤油ラーメンをいただこう。
あさひかわラーメン村 公式サイト
『大雪地ビール館』で肉を喰らう
旭川では、『星野リゾート OMO7 旭川』というホテルに宿泊。めちゃくちゃ素敵なホテルで、前編の記事でも紹介しているので、ぜひ読んでいただきたい。
さて、あさひかわラーメン村を去り、OMO7 旭川で少し休憩。早起きだったので、ちょっと疲れた。美味しいビールが飲みたい。
地ビールを楽しめる、大雪地ビール館へやってきた。
まずはここに来たらコレを飲むしかないだろ!的な感じで、「大雪ピルスナー」を注文。今日も一日、おつかれさまでした。
大雪地ビール館では、ジンギスカンを食べることができる。ビールとジンギスカン、これぞ北海道といえば!という組み合わせ。
さっそく、生ラムジンギスカンを注文。牛脂を使って鉄板に油を引き、野菜は鉄板の縁に並べる。ひとりで食べるジンギスカンはちょっと寂しいけど、ラムがジュ〜ジュ〜と焼ける音と立ち上がる煙が、孤独感を(若干)なくしてくれる。
いい具合に焼けてきた。肉汁が野菜たちに染み込んでいく。
ひとり旅なので、お口のニオイを気にする必要もない。思う存分、すりおろしニンニクを投入し、タレを自分好みの味へと変えていく。
そして、生ラムがめっちゃくちゃ美味い。やわらかい。「疲れたときは肉を食え」と祖母に教わって育ってきたので、長い旅路のスタートダッシュに相応しい初日の晩餐だ。
ビールも最高に美味いんだが。さくっと2杯目突入。2杯目は、「富良野大麦」を注文。「大雪ピルスナー」よりも若干色が薄く、香りも爽やかでクラフトビール!って感じの1杯。
メニューには醸造長のコメントが記されており、こう書かれていた。
クラフトビール(地ビール)の魅力、それはなんと言ってもその多種多様さにあると考えます。単にのどごしを楽しむだけでなく、色を愛で、香りを楽しみ、その味に酔いしれる。飲んだ方がその一杯で幸せな気分になる、そんなビールを目指して今日もビール造りに励んでおります。
醸造長、きっと良い人なんだろうな。
結局、生ラムジンギスカンをもう一皿注文し、満腹になってしまった。これにて1日目のグルメ終了。ラーメン、ジンギスカンと、1日目にしてすでに北海道グルメ制覇に王手をかけているんじゃないか、という気分。
しかし、北海道グルメはまだまだ続く。
大雪地ビール館
『星野リゾート OMO7 旭川』で道民の朝食をいただく
2日目の朝。朝食は宿泊先の『星野リゾート OMO7 旭川』にてビュッフェスタイルでいただく。
※写真提供:星野リゾート OMO7 旭川
めちゃくちゃオシャレなビュッフェ会場、その場で焼き上げるワッフルが人気のメニューらしい。だが、しかし! 男ひとり旅、おすすめはなんと言ってもこれだろう。
道民なら誰しもが食べたことのある「山わさび」を、7種類のトッピングとあわせて作る、山わさび丼!
筆者は、なめたけをトッピングし、醤油をかけていただく。さあ、画面を埋め尽くす縦画像でご覧あれ。
香りもいいし、本当に山わさびさえあれば何杯でもご飯食べれるし、そこにトッピングまで用意されてはもう……朝から幸せすぎるよ、どうしよう。
写真を見返しただけでもお腹がすいていくる、至極の一杯……。OMO7 旭川に宿泊される方は、ぜひ自分の好きなトッピングで、山わさび丼を召し上がっていただきたい。
星野リゾート OMO7 旭川
【帯広編】完全に帯広を食べ尽くしたと言っても過言ではない24時間を過ごす
地元の人で賑わう『ぶた丼のとん田』
北海道 男ひとり旅、2日目の舞台は帯広。OMO7 旭川での朝食を済ませ、帯広行きの列車に乗り込む。
13:10、帯広到着。さあ、昼飯を食おうではないか。
帯広と言えば、やっぱりあれしかない。
そう、帯広といえばやっぱり豚丼だろう。
訪れたのは、帯広駅からタクシーで数分行ったところにある『ぶた丼のとん田』。創業者の方はもともと精肉販売に携わっていた方らしく、「地元の方のために」と、このとん田を開業したのだとか。
ぶた丼の種類はロース、バラ、ヒレとあり、今回は「バラぶた丼」を注文してみた。
っゔうわっ。絶対美味いやつ。
バラぶた丼のおすすめ薬味は「にんにく一味」ということで、タレとあわせてかけてみた。ちなみに、ぶた丼のタレはテーブルに備え付けではなく、丼を提供するのにあわせて温めて持ってきてくれるらしい。優しさ。
いただきました。肉厚で、美味っ。筆者がこれまで食べてきたぶた丼史上、一番美味いんじゃないか、というくらい美味い。にんにく一味も良い感じ。タレも美味しい。一瞬でご飯がなくなっていく。
そして、このシンプルな味噌汁。毎日通いたいレベルで、至福のランチ。そしてまわりを見渡してみると、地元の方だらけ。タイミングもあってか、観光客は筆者だけなのでは?というくらい、地元の方で賑わっている。そりゃ、近くにこんな美味しい豚丼があれば、足しげく通うよな。
ぺろりと完食。ごちそうさまでした。
ぶた丼のとん田
『クランベリー本店』でいただく絶品スイートポテト
帯広初日は、帯広競馬場でばんえい競馬を楽しみ、夜は温泉につかってゆっくりと休んだ。そして翌朝、北海道 男ひとり旅3日目にして、男ひとり旅とは思えない出来事が起きる。
・
・
・
まさかの、AIRDOスタッフの藤田さんが同行してくださることに!
そう、なんと言っても帯広はスイーツの街でもある。男ひとり旅で、スイーツを食べ歩くのは設定的に無理がある。かと言って、帯広に来てスイーツを紹介しないなんて、サザエさんが次回の予告を紹介しないのと同じくらいあり得ないことなのだ。
しかもAIRDO藤田さんは帯広出身というから、これはもう最強のアテンド。ということでAIRDO藤田さんと半日、帯広スイーツの旅に出かけよう。
まずやってきたのはスイートポテトが有名な帯広の洋菓子店『クランベリー』。スイートポテトは量り売りしているほか、店内のカフェスペースで飲み物とセットになったカットされたスイートポテトを楽しむこともできる。
まるまる1つはさすがに食べられないので、カットされたスイートポテトセットをいただいた。
甘さ控えめなクランベリーのスイートポテトは、もはやホクホクのサツマイモを食べているのかな?というくらい、優しい味。ちなみにこちらのスイートポテト冷やしてあるので、もちろん温かくはない。
スイートポテトの下に、サツマイモの皮が敷かれてあるのも粋だ。この皮を食べるか悩んだが、一応食べた。
そして、クランベリーのシァンルルクッキーも人気の一品らしく、手土産に持っていけば「わかってるね〜〜」と株が上がるらしい。帯広土産にみなさん、ぜひ。
クランベリー
『柳月大通本店』でコーヒーを飲む
続いてAIRDO藤田さんに案内いただいたのは、こちらも帯広の銘菓『柳月』。
ちなみに、なぜここまで帯広はスイーツが有名かと言えば、もともとは砂糖の原料である "てん菜"(ビート) に理由がある。ここ十勝地方では130年以上も前から、耐冷作物としててん菜栽培が国策で行われ、大正9年には帯広製糖所が完成するなど、言ってしまえば砂糖の街、それが帯広なのである。(帯広にはビート資料館もあるので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみていただきたい)
そして柳月のこだわりは、なんと言っても十勝産のてん菜によって作られた砂糖を使用すること。さらにバターなどの乳製品、小麦、小豆にいたるまで、十勝産のものを使用する、凄まじいこだわりっぷりだ。
柳月と言えば、「三方六」が有名であるが、それ以外にも季節限定のお菓子もあったりする。風呂敷がオシャレだったので、お土産に「冬結び」(現在販売終了)を購入した。
ちなみに店内には無料でコーヒーが飲めるサービスも。おもてなし力、高いな。
北の自然菓 柳月
『六花亭帯広本店』でパンケーキ
柳月のお店の近くにレトロなスポットがあったので、記念に一枚。さて、次に向かうのは……
「マルセイバターサンド」でも有名な六花亭へ。空港などでも必ず売っているだけに、 "お土産" という印象の強い六花亭であるが、お店にはどれもバラ売りで1つから購入できるようになっている。
これは "日常のお菓子" として親しんでほしいという想いからだそう。粋だなぁ。
また、六花亭を語る上で、 "十勝開拓の父" とも呼ばれる依田勉三(よだべんぞう)のエピソードは切っても切り離せない。開拓初期はまともな食事にありつけず、依田勉三は「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」と詠んだと言われている。
そのエピソードから六花亭では「ひとつ鍋」というモナカを販売していたり、また依田勉三が立ち上げた晩成社の商品「マルセイバタ」(北海道初の商品化されたバター)のラベルを復刻・リデザインしたものが、いまの「マルセイバターサンド」のラベルになっている。粋だなぁ。
そして六花亭帯広本店の2階は喫茶室となっており、ピザなどの食事も楽しむことができる。
お昼に備えて、軽めに「マルセイアイスサンド」と「ホットコーヒー(洋菓子付)」を注文。一方、AIRDO藤田さんも朝食をすませてきたにもかかわらず、ついさっきスイートポテトを食べていたにもかかわらず、なかなか立派なパンケーキを注文していた。
ふんわりとして、美味しそう。
筆者も1切れいただいたが、甘すぎず、どこか懐かしい優しい味のパンケーキだった。
六花亭帯広本店
『インデアン まちなか店』でソウルフードとして親しまれるカレーを食す
この日はなかなかのハイペースで帯広グルメの旅が続く。
次のグルメは帯広のソウルフード、『インデアン』のカレーだ。
もう、写真だけで伝わったのではないだろうか。
これがインデアンのカレーだ。定番のインデアンルーは420円(税抜)。驚きの安さ。さらに卓上には紅しょうが、しそ・大根・きゅうりの薬味、さらにはガリ(生姜の甘酢漬け)が並ぶ。なかなか帯広以外では考えられない薬味たち。
そして、筆者は過去に同じインデアンの店舗へ訪れている。そのときの記事がこちら。
個人的にインデアンのカレーは、筆者のカレー史上で一番好きなカレーであり、思い出しただけで、すでに食べたくなっている。それが帯広の人もソウルフードと認めるインデアンであり、帯広に訪れた際は、必ず!食すべきカレーなのだ。
インデアン
【釧路】地元の飲み屋で舌鼓
赤ちょうちん横丁『清月』
さあ、旅も後半戦に突入。
帯広を離れ、釧路にやってきた。時刻は16時。ホテルでチェックインを済ませ、ひと休憩したら、飲み屋を探しに出歩こう。
ネオンが光り輝く飲み屋街を散策していると、赤ちょうちんが並ぶ通りを発見。「0次会は釧路赤ちょうちん横丁で!」と書かれたポスターが貼ってあり、ちょい飲みするには良さそうなお店が並んでいる。
通りから中を覗けるお店も多く、切り盛りする方の笑顔が素敵だった『清月』へ入ってみる。
まずは瓶ビールを注文。お通しで、ボリューミーなお惣菜がでてきた。今日は朝から帯広でたくさん食べてきたので、これだけでもうお腹いっぱいになりそう。
8人ほどしか座れなさそうな、こじんまりとした店内。壁にメニューが書かれており、どれも酒の肴に最高な一品が並ぶ。
ホヤの塩辛。独特の食感と味が、酒好きにはたまらない。
目の前で焼いてくれる、玉子焼き。
「若いのにホヤの塩辛食べるなんて、珍しいわね」と笑うママ。ここ赤ちょうちん横丁は、あまり観光客は来ないらしく、地元の方が軽く一杯飲みにくることのほうが多いのだとか。
隣りには常連だという老夫婦の方が飲みにきており、人の優しさ、温もりを感じる雰囲気のお店。ホヤの塩辛も手伝い、瓶ビールは2本目に突入していた。
僕が酔っ払ってきたのがバレたのか、最後にはサービスでお味噌汁も出してくださった。釧路に来た際はまた訪れたいと思えるお店だった。
赤ちょうちん横丁「清月」
【網走編】男ひとり旅最終日、流氷を味覚で感じる
Café&restaurant 360(オホーツク流氷館)でズワイガニを食す
男ひとり 列車の旅も最終日。この日は釧路を離れ、最終目的地である網走へ。
時刻は11:53。ベストなランチタイミングだ。
タクシーに乗り込み、向かったのはオホーツク流氷館。「天の都にいるような心地にさせるほど美しい」と称えられる天都山に位置するオホーツク流氷館には、その眺望を楽しむことができるレストラン『Café&restaurant 360』が併設されている。
大きな窓から差し込む光。想像していたよりも、遥かにオシャレな店内だった。メニューには様々な美味しそうな料理が並んでいたが、インパクトが凄そうな網走産あぶらがにとズワイガニのレッドカレー(サラダ付)を注文。
カニ! カニ! カニ!
贅沢なカレー!としか言いようがない見た目。いざ、実食。
身がぎっしりと詰まっているし、なかなか辛いカレーがまた病み付きになる。そして、カニフォークを上手く使い、身を取り出し、殻を避けて、カニだけで食べて、カニとカレーを一緒に食べて、ライスの分量を気にしながらまた食べて……を繰り返し、ただただ目の前のカレーに集中して、完食。
ちなみに、カレーの器やコーヒーカップは、ここCafé&restaurant 360のオリジナルらしく、網走刑務所の受刑者が制作したもの。流氷をイメージしてつくられた「氷裂焼」と言うらしい。
カレーを食べ終え、ようやく一息ついたところで窓の外を眺める。ズワイガニばっか見てたが、こんなに開けた景色が目の前にあったのか。優雅な珈琲タイムだ。
なお、オホーツク流氷館の売店では、ここでしか食べられない「流氷ソフトクリーム」も売っている。オホーツク海の塩をトッピングした、キャラメルベースのソフトクリーム。
水っぽさがまったくなく、めちゃくちゃ濃厚。そして流氷を模したトッピングの塩が、また甘みを引き立ててくれる。食後のデザートに最適なソフトクリームだった。
AIRDO20周年ひがし北海道フリーパスの提示で入館料割引もあるため、網走へ訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
Café&restaurant 360(オホーツク流氷館)
『網走ビール館』で流氷ビールと絶品肉を喰らう
いよいよ男ひとり旅、最後の晩餐。
やってきたのは『YAKINIKU 網走ビール館』。こちらでは網走の地ビールと、この土地ならではのお肉をいただく。
まず注文したのは、「オホーツクあばしり和牛 上カルビ」と「流氷ドラフト」。お肉のレビューをしたいところだが、流氷ドラフトが青いことばかり気になる。
この流氷ドラフト、もちろんオホーツク海をイメージした飲み物なのであるが、実際に流氷を仕込水として使用しているという。このエリアではコンビニなどでも缶の流氷ドラフトを買えるのだが、樽生と缶では味わいが若干違うらしい。
さあ、お肉を焼いて、いざ実食。
脂の旨味がすごい。濃厚な味わいが口の中で広がり、予想以上にスッキリとした流氷ドラフトとの相性が抜群。もう、オホーツクあばしり和牛と流氷ドラフトは結婚してしまえばいいのに! そう表現したくなるくらいの、相性の良さである。
続いていただくのは、「知床和牛の特上カルビ」と「ABASHIRI ホワイトエール」。
うん、知床和牛も美味しい。カルビなのに、そこまで脂のしつこさがなく、爽やかな柑橘系のホワイトエールとの相性抜群。またここに、一組のカップルが誕生した。
店内には、ビール釜や歴代のオリジナル飲料が並ぶ。こうして、北海道各地のクラフトビールを楽しみ、美味しい食事を楽しむ旅、最高だな。
最後に、缶の流氷ドラフトとABASHIRIホワイトエールをお土産に購入。帰りの飛行機の楽しみにしよう。
YAKINIKU網走ビール館
ということで、記事もここで終了。いやぁ、長かったですね。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
そしてAIRDOとJR北海道のタイアップ商品『AIRDO20周年ひがし北海道フリーパス』『AIRDO20周年きた北海道フリーパス』は、3月末までの期間限定販売。普通に周遊するよりもオトクなので、この機会をお見逃しなく。
どういったルートで周ろうかなとお悩みであれば、ぜひ前編の記事も参考にしてみてください。北海道に行ったことがある方もない方も、ゆっくりとした贅沢な時間を楽しめる鉄道の旅。おすすめです。
それでは、また!